子どもの病気

子どもの病気

病気にかかった、そんな時に。いわゆる学校伝染病のご案内。各専門医にかかる前の目安にどうぞ。

インフルエンザ

症状 ・突然の高熱が出現し3~4日続く
・全身症状(頭痛・筋肉痛・関節痛・全身倦怠感など)が伴う
・呼吸器症状(咽頭痛・鼻汁・咳)がある
潜伏期間 1~4日
気を付けること ・手洗いとうがいをしっかりしましょう
・換気をし、室内湿度を50~60%位に保つよう工夫しましょう
・ゆっくり休息し、充分な水分と栄養の補給をしましょう
・お薬は医師の指示に従って飲みましょう
・咳が出るときはマスクを着用しましょう
登園のめやす 発症後最低5日間かつ解熱した後3日経過したら
※主治医の許可をもらって登園しましょう

百日咳

症状 ・普通の風邪の症状、次第に咳の回数と程度がひどくなる
・特有な咳発作がある(コンコンと咳き込んだ後にヒューという笛を吹くような音をたて息を吸う)
・咳は夜間に悪化する
潜伏期間 7~10日
気を付けること ・咳が出ているときはマスクをしましょう
・咳が続いていたら早めに受診しましょう
・手洗いとうがいをしましょう
登園のめやす 特有の咳が消失するまで、または5日間の適正な抗菌性物質製剤による治療が終了するまで
※主治医の許可をもらって登園しましょう

麻しん(はしか)

症状 ・38℃以上の高熱、咳、鼻水、結膜充血、目やに
・一時的に熱が下がり、再び高い熱が出る
・ほほの粘膜に白いぶつぶつができる
・赤みが強く、少し盛り上がった発しんが出る
潜伏期間 8~12日
気を付けること ・感染力が強いのでワクチン未接種、未罹患児は受信しましょう
※接触後72時間以内にワクチン接種することで発症の予防、症状の軽減ができるため(6か月以降)
登園のめやす 解熱した後3日を経過するまで
※主治医の許可をもらって登園しましょう

流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)

症状 ・発熱、片側ないし両側の唾液腺の痛みを伴う腫れ
・耳下腺の腫れが多い
・好発年齢は2~7歳
潜伏期間 16~18日
気を付けること ・痛みがあるときは、飲みこみやすい食事にしましょう
・合併症で難聴(片側)があるので聞こえに気をつけましょう
・高熱・頭痛・嘔吐・腹痛・耳の聞こえが悪いなどの合併症の心配があれば、もう一度すぐに受信しましょう
登園のめやす 耳下腺、顎下腺または舌下腺の腫脹が発現した後5日を経過し、かつ全身状態が良好であること
※主治医の許可をもらって登園しましょう

風しん(三日はしか)

症状 ・発熱、発しん、リンパ節の腫れ
・発しんは淡紅色の斑状丘疹
・リンパ節は痛みを伴う
潜伏期間 16~18日
気を付けること ・妊婦との接触は避けましょう
・妊娠前半期の妊婦が風しんにかかると、生まれる子どもが先天性風しん症候群に罹患する可能性があるので注意する
登園のめやす 発しんが消失するまで
※主治医の許可をもらって登園しましょう

水痘(水ぼうそう)

症状 ・発しんは体幹から全身に広がる
・頭髪部や口腔内にも出現する
・紅斑から丘疹、水疱、痂皮(かさぶた)へと変化する
・発しんはかゆみが強い
潜伏期間 14~16日
気を付けること ・皮膚を清潔に保ちましょう
・口の中に水疱ができて痛いときは、のどごしの良い食べ物を選びましょう
・「とびひ」に気をつけましょう
・接触後72時間以内ならワクチン緊急摂取可能です、主治医に相談しましょう
登園のめやす すべての発しんが痂皮化するまで
※主治医の許可をもらって登園しましょう

咽頭結膜熱(プール熱)

症状 ・39℃前後の発熱
・咽頭炎(咽頭発赤、咽頭痛)
・結膜炎(結膜充血)
潜伏期間 2~14日
気を付けること ・手洗いとうがいをよくしましょう
・タオルの共用はさけましょう
・感染者の分泌物に接触しないよう気をつけましょう
・便の中にウイルスが排出されるのでおむつの取り扱いに注意しましょう
登園のめやす 主な症状が消失した後2日経過するまで
※主治医の許可をもらって登園しましょう

ヘルパンギーナ

症状 ・突然の高熱(1~3日続く)
・のどに水疱と潰瘍がみられる
・咽頭痛がひどく食事、飲水ができないことがある
潜伏期間 3~6日
気を付けること ・のどごしの良い食べ物を選んで与えましょう
・水分は十分に取りましょう
・便の中にウイルスが排出されるのでオムツの取り扱いに注意しましょう
登園のめやす 熱が下がり、のどの痛みがなく食事がとれること
※主治医の許可をもらって登園しましょう

流行性角結膜炎(はやり目)

症状 ・流涙、結膜の充血、目やに、まぶたの腫れなど
潜伏期間 2~14日
気を付けること ・手洗いをしっかりして、手で目をこすったり、目を触ったあと他人に触れたりしないようにしましょう
・タオルやハンカチなどの共有をやめましょう
・伝染力が強いので眼科医の指示に従い、感染を広げないようにしましょう
登園のめやす 結膜炎の症状が消えること
※主治医の許可をもらって登園しましょう

溶連菌感染症

症状 ・急な発熱、強いのどの痛み
・しばしば嘔吐を伴う
・かゆみを伴った細かい赤い発しん、7~10日後に手や足の指の皮がむけてくることもある
※合併症:急性糸球体腎炎、リウマチ熱など
潜伏期間 2~5日
気を付けること ・医師に指示された薬は中断せずに飲みましょう
・発熱後1~4週間してから元気がない、まぶたが腫れぼったい
※足がむくみ尿の量が減って色が濃くなったときは、腎炎の疑いがあるため主治医を受診しましょう
登園のめやす 抗菌薬内服後24~48時間経過していること(治療の継続は必要です)
※主治医の許可をもらって登園しましょう

手足口病

症状 ・小水疱の発しんが口腔粘膜および四肢末端などにあらわれる
・口内炎がひどくて食事がとれないことがある
・発熱は軽度
潜伏期間 3~6日
気を付けること ・口内炎で痛みを訴えるときには、熱い食べ物、塩味や酸味の強いもの、固いものは控えましょう
・口当たりの良い食べ物を与えましょう
・おむつ交換時や便の処理をした後は、必ず手を洗いましょう
登園のめやす 発熱がなく(解熱後1日以上経過)食事ができること
※主治医の許可をもらって登園しましょう

伝染性紅斑(りんご病)

症状 ・両側の頬が赤くなったり、手足にレース状や網目状の赤い発しんがあらわれる
・咳、鼻水、微熱などの風邪症状がみられることがある
潜伏期間 4~14日
気を付けること ・入浴後、赤みが増したりかゆくなったりすることがあります
・直射日射にあたらないようにしましょう
登園のめやす 全身状態が良いこと、主治医に相談してください

マイコプラズマ肺炎

症状 ・咳、発熱、頭痛などの風邪症状
・しつこい咳が3~4週間持続する場合がある
・中耳炎、鼓膜炎、発しんを伴うこともある
潜伏期間 14~21日
気を付けること ・咳が続いている場合は早めに受診しましょう
・部屋はよく換気し、手洗いやうがいをしましょう
登園のめやす 発熱や激しい咳がおさまっていること
※主治医の許可をもらって登園しましょう

感染性胃腸炎

症状 ・吐き気、嘔吐、下痢、発熱が主な症状
潜伏期間 1~3日
ノロウイルスは12~48時間後
気を付けること ・嘔吐や吐き気が続く間は食べ物は控えましょう
・水分を欲しがるようになったら少しずつ間隔をあけてあげましょう
・便やおむつの取り扱いに注意しましょう
・吐物の処理に気をつけ、石けんを使って手洗いをしっかりしましょう
・消毒は0.1%次亜塩素酸ナトリウムが有効です(市販の塩素系漂白剤)
登園のめやす 嘔吐と下痢が治まり、普段の食事ができる
※主治医の許可をもらって登園しましょう

RSウイルス感染症

症状 ・発熱、鼻水、咳、喘鳴、呼吸困難など
※一度の感染では終生免疫ができず再感染する
※合併症:乳児では細気管支炎、肺炎、入院となる場合がある
潜伏期間 4~6日
気を付けること ・生後6か月未満の児は重症化しやすいので注意しましょう
・風邪症状が見られたら、早めに受診しましょう
・分泌物の処理に気をつけ、手洗いをこまめにしましょう
登園のめやす 重篤な呼吸器症状が消失し、全身状態が良いこと

あたまじらみ

症状 ・頭皮のかゆみ
潜伏期間 10~14日
あたまじらみは、約1週間でふ化し、8~10日で成虫になる
診断 ・頭髪の中に虫を確認するか、毛髪に付着している卵を見つけること
※耳の後ろや、うなじの髪の毛に産み付けられた卵で確認できます
※卵はフケと違って容易には動かない
気を付けること ・頭髪を丁寧に調べて早期発見をしましょう
・タオル、クシやブラシなどの共用をさけましょう
・罹患者の着衣、シーツ、枕カバー、帽子などは毎日交換しましょう
・プール時は必ず水泳帽子で頭をおおいましょう
治療方法 ・薬局でスミスリン(パウダーまたはシャンプー)を購入して用法容量に従って治療を始めましょう
・細やかなクシなどで物理的に卵を除去しましょう
登園のめやす 駆除を開始していること